【イラストで学ぶリスクアセスメント】第9回 分電盤の感電防止対策
2011.08.01
【安全スタッフ】
夏場は感電災害が多いので、注意が必要です。今回は保全関係者だけでなく工事関係者も使用する分電盤をテーマにします。感電による死亡災害は、100V・200V程度の低圧(交流で600V以下、直流750V以下)の電気取扱いで多く発生しており、月別では7~8月の2カ月間で、低圧電気による死亡災害の75%を占めています。
背後要因には、職場の主電源が200V・400Vとなっているのに、家庭で使用する主電源が100V、15Aであるため、感電の危険性を認識していないことが考えられます。100V・200Vの活線部は…
執筆:中央労働災害防止協会関東安全衛生サービスセンター 安全管理士 中野 洋一
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平成23年8月1日第2143号 掲載