【現場ゼロ災のための安全文化考】第13回 組織に潜む危険を探す・1

2012.07.01 【安全スタッフ】
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 災害や事故が発生しますと、その原因究明と同時に責任の所在がどこにあるのかが大半の組織で議論されます。多くは現場の管理者であったり被災した当事者の管理ミス、エラーと判断されますが、果たしてそれだけで良いのでしょうか?その災害・事故に対して組織にはなにも過誤はなかったのでしょうか?

変わらない作業手順

 事故・災害の管理欠陥のなかで、もっとも多く原因に挙げられるのが「作業手順の誤り」です。本来、作業手順は作業員任せではなく、組織が積極的に関与決定していくべき事柄であるため、「管理欠陥」の分類となっています。災害・事故の発生があってから手順を見直す組織は危険な存在です。

 作業ごとに危険の種類や程度は変わるにもかかわらず、同じ手順だとしたら、危険ではありませんか?作業手順はオールマイティの魔法ではありません。…

執筆:中込労務安全事務所 建設業労働災害防止協会 セーフティ エキスパート 中込 平一郎

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平成24年7月1日第2165号 掲載
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