【建設業の労働災害事例】第162回 台風の中、重機を見回りに行き、行方不明となる
2011.08.15
【安全スタッフ】
災害の発生状況
1.工事は、町道を延長130mにわたり道路改良するものである。
2.発生当日は、8月8日の朝から台風第10号の接近により、雨が降り続いていたため、その日の作業は中止となった。
その後も雨は降り続け、午後10時には毎時45mmに達する降雨量となっていた。
3.午後11時頃、会社に現場内の重機が水に浸かっているとの連絡があった。
このため土木課長は被災者2名と共に約5km離れた現場に向かった。
4.現場には、バックホウ2台、ブル・ドーザー1台を置いていたが、既にバックホウ1台を残し他の2台は水に浸かっていたので、…
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平成23年8月15日第2144号 掲載