【産業カウンセリングの現場から】第28回 制度があれば社員も安心
2012.07.15
【安全スタッフ】
「メンタルヘルスって何?」から
産業カウンセリングに関わって10年近くになろうとしています。きっかけは企業の管理職をしていて、何か自分に物足らなく感じて、心理学で人のこころや経済学で産業経済などを勉強するうちに産業カウンセリングに行き当たりました。
カウンセリングで学んだ傾聴のスキルは業務のなかで大いに使わせてもらいました。「感じること」「気づくこと」カウンセリングでは大事なことですが、職場でも必要なことであると思います。
現在は退職して日々、メンタルヘルスに関することを活動領域として動いています。
会社を辞める時は勇気が要りましたが、今はとても有意義な人生の選択だったといつも思っています。
この仕事を始めた頃は、中災防の支援専門家として関わりました。大手の企業は早くから取組みが始まっていましたが、中小の企業でメンタルヘルス体制づくりをどのように取り組んでもらえるのか悩みました。
今でこそ「メンタルヘルス」が何であるかは説明不要ですが…
執筆:滋賀産業保健推進センター メンタルヘルス対策支援センター 促進員
シニア産業カウンセラー 田中 晶子
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平成24年7月15日第2166号 掲載