【送検事例】射出成形機の操作で合図定めず
2011.09.15
【安全スタッフ】
埼玉・行田労働基準監督署は、労働者に大型の射出成形機で金属部材の成形作業を行わせるに当たり合図を定めなかったとして、安衛法違反の疑いで金属製品加工会社と同社工場長をさいたま地検に書類送検した。オペレーターが大型射出成形機を動かした際、付近にいた労働者が機械の可動部分と壁に胸部を挟まれて死亡する労働災害が発生したもの。(H23・8・17)
事件の概要
事故は今年5月12日、金属製品加工会社で大型射出成形機を使って、金属部材の成形作業を行っていたときに発生した。オペレーターが大型射出成形機を動かした際に、付近にいた労働者が機械の可動部分と工場の壁に胸部を挟まれた。この労働災害により、…
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平成23年9月15日第2146号 掲載