【送検事例】はしご作業で安全帯使用せず
2012.09.01
【安全スタッフ】
東京・亀戸労働基準監督署は、はしご上の労働者に墜落防止措置を講じていなかったとして、看板設置会社と同社リーダーを安衛法違反の疑いで東京地検に書類送検した。店舗袖看板のパネル取替工事を行っていた労働者が、バランスを崩してはしごから3.24m下の路上に墜落し死亡したもの。同社のリーダーは安全帯などを使用させていなかった。(H24・6・28)
事件の概要
看板設置会社のリーダーと労働者が、東京・江東区内の店舗袖看板のパネル取替工事を行っていたときに事故は発生。2人でパネルを持ってはしごを上り、パネルの交換をしようとしていた。上方にいたリーダーは準備のため下方の労働者に一時的に1人でパネルを持たせたところ、急に荷重がかかったことで、労働者はバランスを崩して3.24mの高さから墜落し死亡した。…
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平成24年9月1日第2169号 掲載