【建設業の労働災害事例】第165回 クレーンで修正中の消波ブロックに挟まれる
2011.10.01
【安全スタッフ】
災害の発生状況
1.工事は離岸堤2基(2基ともに延長150m)の設置工事で、大割石及び中割石を投入しマウンドを作った後、6脚ブロック(重量12t)を上下2段に分けてフローチングクレーン(つり上げ荷重125t)で据え付けるもので、現場は沖合約200mの地点で、離岸堤2基は約1.5km離れている。
2.被災者所属事業場(1次)は、捨石投入、均し及びブロックの据付けを請負っていた。
3.午前9時頃から作業を開始すべく被災者を含む3名が起重機船に乗船したが、リーダーの潜水士が3日前に据付けた1号堤の1段目のブロックがずれていることに気付き、…
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平成23年10月1日第2147号 掲載