【うんちく歳時記】第19回 秋を色で感じて…
2011.10.01
【安全スタッフ】
10月の声を聞くと、町を歩いていてもフト香りがする。
顔を巡らせると木犀の花の香り。普段、町に香りは少ないのだけれど、この時期は木犀の香りがして、気がつかなかった場所に木犀の木があることに気付かされます。
江戸の始めに中国からわたってきたらしい木犀は、風が吹いたり雨が降ったりすると、黄色い花は道に落ちて、なにやら儚げな(はかなげな)風情を感じさせます。
いったいに木に咲く花は、咲くとその木がそこに在ったと気づくことが多く、梅も桜もその一つかもしれません。香りで存在を明らかにする木もあれば、…
執筆:建設業労働災害防止協会 セーフティエキスパート 中込 平一郎
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平成23年10月1日第2147号 掲載