【建設業の労働災害事例】第177回 ガソリンスタンド地下タンク内を清掃作業中、爆発
2012.09.15
【安全スタッフ】
災害の発生状況
1.ガソリンスタンド解体工事で、地下に設置してあるタンクを洗浄する作業中に災害が発生した。
タンク(円筒形、直径2.4m、胴長7.5m、容量30,000ℓ)は3基あり、軽油・ハイオクタンク、灯油タンク、ガソリンタンクとなっており、ガソリンタンク内で爆発したものである。
2.当日、現場責任者以下3名(いずれも1次)の作業員がタンク洗浄作業に従事し、はじめに、各タンクに残っている各オイルをバキューム車で吸引した。次に、鉱物油洗浄剤を水で希釈し、それを吹付け機でガソリンタンク上部から噴射し、また、タンクにつながっている配管等にも噴射した。…
この記事の全文は、安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
この連載を見る:
平成24年9月15日第2170号 掲載