【送検事例】フォークリフトを無資格運転
2011.10.15
【安全スタッフ】
埼玉・川口労働基準監督署は、フォークリフトの無資格運転をさせたとして、鋳物製造会社と工場長を安衛法違反の疑いで、さいたま地検に書類送検した。フォークリフトを運転操作中の労働者が金属製の鋳造物をつり上げたまま運転席を離れたところ、フォークリフトが横転し下敷きになって死亡したもの。無資格運転について工場長は「それほど重大なこととは思っていなかった」という。(H23・9・5)
事件の概要
事故は鋳物製造会社の工場で、労働者がフォークリフトを運転操作中に発生。フォークリフトに取り付けられたバケットで、金属製の鋳造物をつり上げていた。何らかの理由で運転席を離れたところフォークリフトが横転。労働者が下敷きになり、…
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平成23年10月15日第2148号 掲載