【送検事例】テント補修で踏み抜き防止怠る
2011.12.01
【安全スタッフ】
福岡・北九州西労働基準監督署は、労働者にオートバイ展示場のテント屋根を補修させるに当たって、歩み板を設置するなど墜落防止措置を怠ったとして、オートバイ販売会社と店長を安衛法違反の疑いで福岡地検小倉支部に書類送検した。労働者は、テント屋根に上がり穴や裂け目など雨漏りする箇所を補修テープで塞いでいたが、テントを踏み破って墜落し死亡となった。(H23・10・13)
事件の概要
事故は、自社のオートバイ展示場のテント屋根の補修作業中に発生。労働者が単独で屋根に上り、穴や裂け目など雨漏りがする箇所を補修テープで塞いでいた。作業中に労働者がテント屋根を踏み抜き、約4m下のコンクリート床上に墜落、死亡したもの。
北九州西労基署は、オートバイ販売会社と店長を歩み板を設けるなど、テント屋根からの踏み抜き防止措置を怠ったとして、…
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平成23年12月1日第2151号 掲載