【イラストで学ぶリスクアセスメント】第41回 クレーン玉掛けの災害防止
2012.12.01
【安全スタッフ】
クレーンの玉掛け作業については、当連載で第30回(長尺物玉掛け)・第33回(玉掛け不良)と2回テーマにしました。今回はH形鋼の荷降ろし作業中に、玉掛けワイヤーが切れて、トレーラーの運転者が被災した災害事例をテーマにします。
ワイヤーが切れ荷が落下し被災
鋼材メーカーからトレーラーで運搬してきたH形鋼を天井クレーンで工場内の仮置き場に降ろす作業を行っていました。複数回の荷降ろしでワイヤーロープの同じ箇所が傷つき、最後の2本を降ろそうとした時、ワイヤーロープが切断し、荷降ろし場の横にいた運転者にH形鋼の端部が激突して下敷きになりました(イラストA)。…
執筆:中野労働安全コンサルタント事務所 所長 中野 洋一
この記事の全文は、安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
この連載を見る:
平成24年12月1日第2175号 掲載