【安全衛生マン喜怒哀楽】労災防止に想定外はない
2012.12.15
【安全スタッフ】
労災防止には、想定外があってはならない!ここ数年間、職場巡視、安全衛生委員会、安全衛生教育を通して労災防止活動のお手伝いをしている中規模の製造会社での事例である。関与する前と現在では確実に労災の発生は減少してきている。繰り返しの教育指導の効果もあるが、減少理由のほとんどが、会社で働く人の災害防止への意識の向上にあったと考える。
職場巡視を毎月実施しているが、それとは別に当職が毎回異なる管理監督者と異なる部署にその都度異なる時間に巡視を行っている。多忙な管理監督者に同行してもらっており、巡視時間はそれほど取れないが当初の職場巡視と比べ危険・有害性を目にすることは少なくなっている。労災が発生しやすい点検時、修理時、掃除時や調整時などの非定常作業や異常時作業に出くわしたときは、時間をかけて作業方法などに目を配り、同時に現場保管の安全作業手順書で安全作業を確認するようにしている。…
筆者:中山社会保険労務士事務所 所長 中山 貞男
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平成24年12月15日第2176号 掲載