【建設業の労働災害事例】第181回 塗装作業中ベルトコンベアに巻き込まれる
2012.12.15
【安全スタッフ】
災害の発生状況
1.当該工事は、石炭運搬船から陸揚げするために設けられたベルトコンベア(ベルトの幅1.8m、延長255m、脚部高約8m)で、BC-1の鉄骨部分の塗装工事である。ベルトコンベアは幅約2.5m、高さ約2mの鋼製の壁で覆われており、その側面縦・横約50cmの 大きさで取り外しができるようになっている。
2.BC-1の塗装作業は、北側半分がA社、南側半分がB社の2次下請けとして被災会社の社長以下6名が担当したものである。
3.塗装作業は、社長ほか3名が階段部の塗装、被災者ほか1名が内部塗装を担当し、作業は、古い塗装を剥がし、錆取りを行い、修正塗り、下塗りを2回、中塗り、上塗りを行なうものである。…
建災防北海道支部編「建設業の死亡労働災害事例集」より
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平成24年12月15日第2176号 掲載