【イラストで学ぶリスクアセスメント】第42回 天井クレーンの墜落災害防止
2012.12.15
【安全スタッフ】
クレーンとは、「荷を動力を用いてつり上げ、かつこれを水平に運搬することを目的とする機械装置」であって、「移動式クレーンとデリックを除いたもの」とされています。クレーンの種類は、天井クレーン、ジブクレーン、橋形クレーン、アンローダ、ケーブルクレーン、テルハ、スタッカークレーンの7区分です。
大型の天井クレーンはガーダ(桁)がランウェイを前後に走行し、クラブがガーダを横行する構造のものが多いようです。この天井クレーンのガーダは高い位置にあるので、ガーダ上でクラブなどの年次点検などを行う場合、墜落すると重篤な災害になる危険性があります。
今回は、ガーダ間からの墜落をテーマにします。…
執筆:中野労働安全コンサルタント事務所 所長 中野 洋一
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平成24年12月15日第2176号 掲載