【ぶれい考】ユヌス博士の表彰に思う/髙村 竜也
2021.09.09
【労働新聞】
東京オリンピックは8月8日に史上最多の58個のメダルと共に閉会しました。参加選手をみると、性的マイノリティーであると公表した選手の数が前回大会比で3倍となり、複数の国において開会式の旗手を当事者の選手が務めました。
オリンピック憲章には「人間の尊厳の保持に重きを置く平和な社会の推進を目指すために、人類の調和のとれた発展にスポーツを役立てること」とあり、
この理念の方向性を示すメッセージを随所に感じました。マイノリティーをリスペクトするシーンからは、「より平和な社会を実現するためには、互いに多様な価値観を認め合い、等しく活躍の機会を得られる社会をめざす」というDE&Iの理念を実現しようとする意思を受け取りました。
開会式では、…
筆者:ラコステジャパン 人事最高責任者 髙村 竜也
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令和3年9月13日第3320号5面 掲載