【これで解決!シゴトとココロの問題】第9回 本人の特性踏まえた対応を ★労働新聞社Webサイトで配信中★

2021.09.10 【安全スタッフ】
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 日々の業務に忙しく、管理的立場にいても、心の健康問題に目を向ける余裕がなくなりがちだ。弊社ではWebサイトで「これで解決! シゴトとココロの問題」という番組を配信し、よりシンプルな語り口で具体的なノウハウを示している。今回のテーマは「電話のメモ取れず発達障害!?」。法政大学の廣川進教授(臨床心理士、公認心理師)は、上司がAさんの状態を見て「やる気がない」などと根性論で片付けることは絶対にNGと指摘。主治医のところに会社の人が出向いて苦手と得意なものを聞き、仕事に使えるフォーマットを用意するなど、本人に合わせた対応策を取ることが重要とした。

電話のメモ取れず発達障害!?

 新入社員の男性Aさん。入社後、顧客や取引先との電話応対が上手くできておらず、上司が何度も叱り付けているとの情報が人事の方に寄せられました。Aさんに入社3カ月後に行う通例の個人面談のタイミングで、それとなく職業生活の様子を詳しく尋ねたところ、電話中にメモが取れず心労が重なり、病院に行くと自閉スペクトラム症の診断を受けたと言いました。どうすれば良いのでしょうか…。

森谷 瞳(以下、森谷) さあ、廣川先生。こちらの事例はいかがですか?

廣川 進(以下、廣川) 今、こういうケースが多くなっていると思うんですけど、まず絶対NGなことから言いますね。入社から3カ月で電話応対が上手くいかなくて、上司が何度も叱りつけているということなんですが、根性論といいますか、…

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2021年9月15日第2386号 掲載
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