【想いはせれば】第164回 淡泊な「ほうれんそう」

2021.10.12 【安全スタッフ】
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▶「ほうれんそう」といえば、職場では「報告・連絡・相談(ほうれんそう)を思い浮かべる人が多いですが、高齢者の中にはアメリカの劇画「ポパイ」のほうれん草の缶詰を思い出す人がいます。ポパイの恋人(オリーブ)が悪漢に襲われたとき、ポパイが缶詰のほうれん草を口の中に放り込むと、モリモリと力が湧いて悪漢どもをやっつけてしまいます。この劇画のもとは、ほうれん草の缶詰会社のコマーシャルだったようです。

▶ほうれん草は今日、年中スーパーなどで見かけますが、11月ごろから春先までが旬です。霜に当たったものは大株でもやわらかく、滋味、甘みも増していておいしくなります。

 ほうれん草にはアク(シュウ酸)が多く含まれるため、ゆでて水にさらしてから使われます。シュウ酸がたくさん体内に入ると、カルシウムと結合して結石の原因になるといわれていますが、普通に食べる量では心配ないといいます。…

執筆:セフテイレビュー 代表 末松 清志

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2021年10月15日第2388号 掲載
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