【ぶれい考】日本人は現在思考型?/髙村 竜也

2021.10.07 【労働新聞】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

 「アメリカ人は未来に生きていて、日本人は今に生きている。そして我われヨーロピアンは過去に生きている」。私がベルギー駐在時に、現地社員が自虐的に古い慣習を揶揄していった言葉です。世界の新型コロナウイルスへの対応をみているとむしろ周回遅れは日本ではないでしょうか。

 日本は、毎日感染者の推移に一喜一憂し、封じ込めに力点を置いています。対して欧米各国は、未来志向的な視点で、生活を取り戻し、経済を回すことに力点を置き始めています。冒頭の言葉ではありませんが、確かに我われ日本人は「今この現状をどうするか」に意識が向きすぎではないでしょうか。

 各国が進めているワクチン接種証明書の導入は、ワクチンを受けたくない人との間で新たな軋轢を生んでいますが、未来志向の考え方に属する取組みです。

 これらは…

筆者:ラコステジャパン 人事最高責任者 髙村 竜也

この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら

労働新聞電子版へログイン

労働新聞電子版は労働新聞購読者専用のサービスです。

詳しくは労働新聞・安全スタッフ電子版のご案内をご覧ください。

この連載を見る:
令和3年10月11日第3324号5面 掲載
  • 広告
  • 広告

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。