【ぶれい考】労働運動の“百里”めざし/石田 昭浩
2021.10.14
【労働新聞】
「百里を行く者は九十を半ばとす」という中国の諺がある(自身では“九十九”と言い換えている)。「最後まで気を抜くな」「油断して詰めを誤るな」と自分を戒めるときに引用され、ご存知の方も多いと思う。小生が駆け出しのころは、早く結果を出すことを優先するあまり、慎重さを欠き、大きな失敗に冷や汗をにじませたことも幾度かあった。年月を重ねるごとにこの諺を思い出す機会が増え、「これで良いのか」と一旦考え次の一歩を踏み出すようにもなった。より高い水準まで…
筆者:連合 前副事務局長 石田 昭浩
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令和3年10月18日第3325号5面 掲載