【人材が集まるオンライン採用術】第6回 面接での惹きつけ方① 質問事項を事前設計 求める人材像に沿って/伊達 洋駆
2021.11.04
【労働新聞】
入社意欲の引上げ図る
新型コロナウイルス感染症が拡大し、採用面接にもオンライン化の波が押し寄せた。コロナ禍以前は、企業の会議室などの場所で、面と向かって行うのが当たり前だったことを考慮すると、オンライン化は大きな変化だ。
採用面接には、「惹きつけ」と「見極め」という2つの側面がある。惹きつけとは、候補者の志望度を高めること、見極めとは、候補者の適性を評価することを指す。このうち、今回は惹きつけに焦点を絞る。
残念ながら、これまでの研究によれば、オンライン面接は惹きつけが苦手である。具体的には、対面の面接と比べて、面接官や企業に対する好意度が高まりにくいことが分かっている。
なぜ、オンライン面接では惹きつけが十分にできないのか。鍵となるのは、…
筆者:㈱ビジネスリサーチラボ 代表取締役 伊達 洋駆
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令和3年11月8日第3328号10面 掲載