【パンデミック、大災害に対処 BCP策定講座】第22回 BCP策定におすすめの取組み② 目的意識持って訓練 逃げ遅れは迅速に把握を/丸谷 浩明

2021.12.02 【労働新聞】
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避難先で安否確認

 前回は、BCPの策定に着手した際に、著者の経験から、まず実施すると有効と考える取組みとして「緊急連絡先・連絡手段・連絡目的のリスト」の作成を紹介した。今回はリストの作成のほかに、初期段階での実施をおすすめする取組みを紹介したい。

(1)主に人の身体・生命と資産を守るための取組み

 事業継続計画を有効に策定・運用するためには、防災に向けた着実な取組みが必要である。なかでも、すぐに有効なものを4点紹介する。

① 避難・誘導、逃げ遅れた人の把握

 社内で働く人および顧客・来訪者の避難・誘導を確実に行い、逃げ遅れた人がいないか確認する。いた場合にはすぐに救出、またはプロの消防隊に依頼する――一連の対応は、…

筆者:東北大学災害科学国際研究所 副研究所長・教授
NPO法人事業継続推進機構 理事長 丸谷 浩明

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令和3年12月13日第3332号11面 掲載
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