【想いはせれば】第168回 現場の“要”育てるRST
2021.12.10
【安全スタッフ】
▶昨年9月「RST会」の会長から電話があり、続けて丁重な手紙を頂戴しました。内容は、例年、全国産業安全衛生大会の際に行っていたRST全国集会を新型コロナ感染予防のため、昨年に引き続き今年も中止したい旨のお知らせでした。
「RST」とは「労働省方式現場監督者安全衛生教育トレーナー」のことですが、この教育は「労働者を直接指導または監督する者」に対して行う教育で、労働安全衛生法などで定められた内容・方法で行うよう定められています。そして、その教育のトレーナー(講師)の養成所(安全衛生教育センター)が東京(清瀬市)と大阪(河内長野市)に設置されています。
▶RSTの講座が始まって48年が経ちました。この間、この講座は6000回を超え、10万人以上がトレーナーの資格を得て、事業所などで法定教育を行っています。私は、この講座の第19回生で、東京・清瀬の講座で学び、その後、この講座の清瀬の講師を約15年間務めることになりました。…
執筆:セフテイレビュー 代表 末松 清志
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2021年12月15日第2392号 掲載