【本当に役立つ!こころの耳】第160回 eラーニングで学ぶ 快になる肯定的ストローク
2021.12.10
【安全スタッフ】
心の成り立ちは三層構造
職場などにおいては、自分と他人との交流パターン(人間関係)に着目することで、人間関係の改善や自律的な生き方・自己実現に役立ちます。eラーニングで学ぶ「15分でわかるはじめての交流分析1」では、他者との関わり(ストローク)を中心にまとめています。前回に引き続き、今回は「自我状態」に関する基本と「心が快になる肯定的ストローク」を紹介します。
交流分析を開発したエリック・バーンは、普段は社会的地位のある冷静なクライアントが、ギャンブルに没頭すると人が変わったようになる様子から人の心の成り立ちを三層構造で表し、「自我状態」と呼びました。親(P ペアレント)、大人(A アダルト)、子ども(C チャイルド)の三層です。
親(P ペアレント)とは、親や養育者と同じように考え、行動する部分です。自分や他人に対して厳しく律したり、優しく支援・受容したりします。大人(A アダルト)では、…
執筆:(一社)日本産業カウンセラー協会
こころの耳ポータルサイト運営事務局 事務局長 石見 忠士
この記事の全文は、安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
この連載を見る:
2021年12月15日第2392号 掲載