【人材が集まるオンライン採用術】第11回 内定者教育の実施 支援の求め方伝える 相談先などルールを共有/伊達 洋駆
2021.12.09
【労働新聞】
「職場での振舞い」伝授
内定を得た候補者が入社を承諾をしたとしても、採用活動は終わりではない。内定者に向けて教育を行う必要がある。オンライン時代における内定者教育のあり方を解説しよう。
内定者が得なければならない情報は、大きく2つある。一つは「企業」に関する情報、もう一つは「自分」に関する情報だ。
まず、企業に関する情報だが、これは内定を得るプロセスにおいても、ある程度は提供されている。候補者はたとえば、事業や風土などを検討し、1社を選び取る。
内定者教育で提供すると良いのは、「職場においてどう振る舞えば良いか」など、より具体的な情報だ。オンライン採用では、従業員の人柄や社風が十分に伝わらないため、内定者は職場における適切な振舞いを推測しにくい。これを補う情報を内定者教育で示そう。…
筆者:㈱ビジネスリサーチラボ 代表取締役 伊達 洋駆
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令和3年12月20日第3333号10面 掲載