【人材開発分科会報告(骨子案)】学びの好循環めざす

2021.12.23 【労働新聞】
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 労働政策審議会人材開発分科会の報告では、労使をはじめとする関係者の協働により、労働者の主体的な学び直しを後押ししてスキル・キャリアの向上を促す「学びの好循環」の重要性を強調している。「学びの好循環」を実現に向けては、職務に必要なスキルの明確化や、スキルを習得するために効果的な教育訓練プログラムの開発、支援策の展開などのプロセスが必要とした。

労働者の自主的訓練を

 新型コロナウイルス感染症の影響の下での社会全体のデジタルトランスフォーメーション(以下「DX」という)の加速化など、急速かつ広範な経済・社会環境の変化が生じている。

 他方で「経済財政運営と改革の基本方針」(令和3年6月18日閣議決定)においては、働きながら学べる環境の整備、リカレント教育等の人的投資支援の強力な推進、非正規雇用労働者などへのデジタル分野等の新たなスキルの習得に向けた職業訓練の強化等を通じた自立支援が求められるとともに、…

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令和4年1月3日第3335号13面 掲載
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