【2022年 経営者への年頭所感】グリーン枠が新設に/(独)中小企業基盤整備機構 理事長 豊永 厚志

2021.12.23 【労働新聞】
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(独)中小企業基盤整備機構 理事長 豊永 厚志 氏

 昨年は、新型コロナウイルス感染症への対応に終始した1年でした。人やモノの移動が制限され、経済活動の停滞や事業環境の激変により、多くの中小企業・小規模事業者が困難に直面しました。

 秋口以降、国内での感染拡大に落ち着きがみられ、徐々に経済活動が再開されているものの、新たな変異株の出現もあり、引き続き予断は許しません。

 さらに、相次ぐ自然災害、世界的な半導体・原材料部品の供給不足、資源価格の高騰に加え、わが国の構造的課題である少子高齢化に伴う国内市場の伸び悩み、後継者難や人手不足、デジタル化の遅れといった懸案もあり、中小企業・小規模事業者にとっては、今後も難しい経営の舵取りが求められることが予想されます。

 一方、こうした事業環境下においても、…

筆者:(独)中小企業基盤整備機構 理事長 豊永 厚志

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令和4年1月3日第3335号16面 掲載
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