【高まるリスクに対処!新時代の労働時間管理】第1回 紛争がなくならない理由 働き方の変化が影響 会社側による誤解も多く/岸田 鑑彦

2022.01.07 【労働新聞】
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残業代請求が高額化へ

 筆者は、使用者側専門で労働事件を担当しているが、労働事件において労働時間が争点となることが多々ある。

 労働時間とは、使用者の指揮命令下に置かれている時間のことをいい、労働時間に該当するか否かは、労働契約、就業規則、労働協約などの定めのいかんによらず、客観的に定まるものであることは、表現の差はあれ、一致した見解である。

 労働時間が、雇用契約の内容をなす基本的な概念であり、国をはじめとして様ざまなところで労働時間に関する解説がなされているにもかかわらず、労働時間をめぐる紛争が後を絶たないのはなぜなのか。

 この連載では、労働事件や労働相談での経験を踏まえ、労働時間とは何か、労働時間管理のあり方、労働時間に関して紛争になりやすい点の対応方法などについて解説していきたい。労働時間を正しく理解することは、ポストコロナにおけるニューノーマルな働き方を考えるうえでも不可欠だ。…

筆者:杜若経営法律事務所 弁護士 岸田 鑑彦

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令和4年1月17日第3336号6面 掲載
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