【送検事例】換気不十分な場所で発電機使用
2022.01.27
【安全スタッフ】
山形・新庄労働基準監督署は、換気が不十分な場所で内燃機関を持つ発電機を使用したとして、建設会社と現場責任者を安衛法違反の疑いで山形地検に書類送検した。ダムの堤体内部の点検用通路でコンクリート製階段のはつり作業を行うに当たり、ガソリン式発電機を使用したもの。現場責任者を含む4人が排気ガスを吸い込んで、一酸化炭素中毒となった。(R3・11・24)
事件の概要
事故は昨年7月12日、山形県最上郡にあるダムで起きた。建設会社の労働者がダムの堤体内部の点検用通路で、コンクリート製階段のはつり作業を行うに当たり、内燃機関を有するガソリンエンジン式発電機を使用した。現場責任者を含む4人が排気ガスを吸い込んで、一酸化炭素中毒となったもの。…
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2022年2月1日第2395号 掲載