【今週の注目資料】令和3年上半期雇用動向調査(厚労省) 

2022.01.27 【労働新聞】
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入職率が離職率上回る

 調査は、9030事業所から回答を得た。常用労働者数に対する入職者数の割合である入職率は8.6%で、前年同期からは0.1ポイント上昇している。離職率は8.1%と、前年同期比0.4ポイント減少した。前年同期は0.0ポイントだった入職超過率は、0.5ポイントに上昇した。

 入職者数は444万4900人、離職者数は416万7800人となっている。就業形態別にみると、一般労働者の入職者数は263万3400人で、前年同期から2万4900人増加した。離職者数は232万3700人と、前年同期から1200人減少している。入職超過率は0.8%だった。

 一方、パートタイム労働者の入職者数は、前年同期比5万9400人増加し、181万1500人だった。離職者数は、15万2800人減少し、184万4100人となっている。入職超過率はマイナス0.2%だった。

令和3年上半期雇用動向調査(厚労省)

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令和4年1月31日第3338号4面 掲載
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