【ぶれい考】許されぬ使用者責任逃れ/山根木 晴久

2022.02.17 【労働新聞】
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 1月26日、7年以上にわたるベルコ闘争が、札幌高裁で和解に至った。事の発端は、冠婚葬祭業を営む㈱ベルコにおいて、本社から業務委託を受けた代理店に雇用される労働者が、労働組合を立ち上げたことだった。これに対しベルコ本社は、当該代理店を廃業させて別の代理店を創設、労組発起人2人を除く当該代理店従業員を別の代理店で再雇用した。つまり、この2人が実質的に解雇された。

 札幌地裁での第一審は敗訴だった。しかし、続く北海道労働委員会は、ベルコと代理店の実質的一体性を認め、2人の復職とバックペイの支払い、ポストノーティスを求める命令を下した。今回の和解は道労委命令を前提とするもので、…

筆者:連合 副事務局長 山根木 晴久

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令和4年2月21日第3341号5面 掲載
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