【ブラック企業と呼ばせない!!ネットの誹謗中傷対策】第6回 外国CP、事後対応 送付と送達の2種類 国内よりコストがかかる/田村 裕一郎・染谷 裕大
2022.02.17
【労働新聞】
国ごとに対応異なる
今回は、コンテンツプロバイダ(CP)が外国法人である場合(例:Twitter、Google、5ちゃんねる)の仮処分手続き(㋐発信者情報開示および㋑削除)と、発信者情報開示後の対応について解説する。なお、任意請求については、CPが外国法人である場合も、基本的に国内法人と同様である。
第1に、東京地裁を前提とした仮処分手続きの原則型を図に沿って説明する。
誹謗中傷投稿が投稿されたサイトのCPが外国法人である場合も、国内法人と同様、当該CPに対して㋐開示㋑削除の仮処分申立てを行うことができる。
①仮処分申立て後、②債権者面接が行われ、その後…
筆者:多湖・岩田・田村法律事務所 弁護士 田村 裕一郎・染谷 裕大
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令和4年2月21日第3341号13面 掲載