【想いはせれば】第173回 火山大国のニッポン
2022.02.25
【安全スタッフ】
▶1月15日昼、南太平洋のトンガで発生した海底火山の噴火・爆発では8000km離れたわが国に深夜津波が押し寄せ、大騒ぎをしました。
昨年の8月、東京都小笠原諸島南の新島(福徳岡の場)での海底火山の噴火では、沖縄から静岡までの海や海岸に「軽石汚染」を引き起こして、今年1月に海没しました。この噴火は、鹿児島県の桜島で1914年に起きた大正噴火に次ぐ100年ぶりの規模の大噴火でした。
わが国は火山列島といわれ、世界の火山の約1割(約110)が日本の領土にあり、マグニチュード6以上の地震の約2割が日本の領土で発生しています。
そして、今後も確実に大噴火や大地震が発生し、甚大な被害が想定されていますが産業界や国民の間では危機感がないようです。…
執筆:セフテイレビュー 代表 末松 清志
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2022年3月1日第2397号 掲載