【事故防止 人の問題を考える】第129回 ヒューマンエラーの心理的・内的な要因―焦り、イライラ―
2022.04.26
【安全スタッフ】
今回は、前回に引き続き、ヒューマンエラーの心理的な要因として「焦り」「イライラ」を取り上げます。
ミシガン州(アメリカ)の管理部門は、STF(Slips、Trips、and Fall:転倒・墜落)防止のため、従業員の行動上の問題となるリスクとして、漫然、疲労、焦り、イライラを取り上げ、それぞれ4つのポスターを作成しています。このうち、“焦り”と“イライラ”のポスターの主要部を翻訳し、以下に紹介します。
スローダウンで安全に行動
◎STF(転倒・墜落)リスク要因
その3【焦り】
表1は、“焦り”を説明した英文ポスターの翻訳です(表2は実際のポスター)。…
執筆:労働安全衛生総合研究所 高木 元也
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2022年5月1日第2401号 掲載