【ぶれい考】良いキャリアを築くには/石田 雅彦

2022.05.12 【労働新聞】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

 36年前、筆者が銀行に新卒入社し命じられた初任地は大阪。縁もゆかりもない土地ながら、恵まれた環境で仕事の基礎を叩き込まれ、楽しく充実した毎日だった。2年後、東京に異動となり、早朝、新大阪の新幹線ホームにわざわざ大勢の支店メンバーが集まり万歳三唱で見送ってくれたのを思い出す。時は移り、つい先日、娘が就職し、これまた縁もゆかりもない熊本に送り出したところである。

 このように、依然として「辞令一本で全国転勤当たり前」の企業も多いと思われるが、「自らの意志で働く部署を決めたい」という社員のニーズに対し、90年代初め頃から、自己申告や、FA、ジョブポスティングなどの制度で部分的にせよ応えようとする企業の動きが一般的になった。さらに最近では、コロナ禍が多くの人の「働く場所」に関する意識に大きな影響を与え、…

筆者:オリックス生命保険 執行役員 石田 雅彦

この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら

労働新聞電子版へログイン

労働新聞電子版は労働新聞購読者専用のサービスです。

詳しくは労働新聞・安全スタッフ電子版のご案内をご覧ください。

この連載を見る:
令和4年5月16日第3352号5面 掲載
  • 広告
  • 広告

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。