【今週の注目資料】一般職業紹介状況(令和3年度分)(厚労省)

2022.05.19 【労働新聞】
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求人倍率が3年ぶり上昇

 令和3年度平均の有効求人倍率は1.16倍で、前年度の1.10倍を0.06ポイント上回り、3年ぶりに上昇に転じた。有効求人倍率は平成30年度にバブル期のピークである平成2年度以来の最高値となる1.62倍を記録した後、東京都が最初の外出自粛要請を行った令和元年度には1.55倍、2年度には1.10倍まで落ち込んでいた。

 有効求職者数は前年度比で3.9%増加したが、求人数がこれを上回る同9.5%増と大幅に伸びた。年度別の推移をみると、求職者数はリーマン・ショック以降減少が続いていたが、2年度から増加に転じている。求人数は逆に増加が続いていたが、元年度に同4.3%減、2年度には同22.3%の大幅減となっていた。

 新規求職申込件数は同0.1%増、新規求人数は同9.8%増となった。就職件数は同1.5%増。

一般職業紹介状況(令和3年度分)(厚労省)

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令和4年5月23日第3353号4面 掲載
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