【送検事例】土止め支保工を設けず
2022.05.27
【安全スタッフ】
長野・岡谷労働基準監督署は、土止め支保工などを設けなかったとして、道路建設工事業の会社と同社専務取締役を安衛法違反の疑いで、長野地検松本支部に書類送検した。深さ約4.5m付近に埋設された下水道管の位置を労働者がスコップで掘削し、確認する作業を行っていたところ土砂が崩落。労働者が生き埋めになり、死亡するという労働災害が起きている。(R4・3・24)
事件の概要
事故は令和3年3月8日、長野県諏訪市内の工事現場で発生した。深さ約4.5m付近に埋設された下水管の位置をスコップで掘削し、確認を行っていた。労働者が作業をしていたところ、土砂が崩落。生き埋めになり、死亡するという労働災害が起きた。
安衛法では、…
この記事の全文は、安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
この連載を見る:
2022年6月1日第2403号 掲載