【ぶれい考】予定表で年休を見える化/加納 ひろみ
2022.05.26
【労働新聞】
予定表で年休を見える化
職場改善に向けた社内アンケートのなかで、残業の多さと並んで大きな不満があったのは「休みが取りづらい」だった。年次有給休暇の取得率は7割を切ることもなく、決して低くはなかったが、休みは取れても「取りづらい」、つまり気持ち良くストレスなく申請ができない、という点が不満の理由だった。
残業と同様、職場意識改善チーム内で改善策を話し合い、まずは会社側から頻繁に「年休を取りましょう」のメッセージを出した。年休の残り日数が多い人には、総務担当者から直接「そろそろ取ったらどう?」と声を掛ける。さらに、「バースデイ有給」も導入した。自分自身の誕生日はもちろん、家族や大切な友人などの誕生日にはお休みしてお祝いしましょう、というものだ。…
筆者:KIGURUMI.BIZ ㈱ 代表取締役 加納 ひろみ
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令和4年5月30日第3354号5面 掲載