【中小企業も実現できる!ハラスメントのない職場】第8回 パワハラを招くリーダーシップ 注目集める謙虚な上司 放任型は発生リスク4倍/稲尾 和泉

2022.05.26 【労働新聞】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

優しく穏便が逆効果

 職場のハラスメント問題については世界中で研究がなされており、近年はその知見も増えてきている。なかでも、パワハラ行為者のタイプに関する研究は注目度も高い。誰もがパワハラ行為者にはなりたくないが、その傾向がないか自信を持てないからだ。最近ではさまざまなパワハラチェックリストが紹介されているが、一人ひとりのパワハラ行為者になる確率をチェックするだけでは、パワハラを防ぐことはできない。

 なぜならパワハラリスクには個人的な要因だけでなく、上司のリーダーシップもかかわっているからだ。そこで、今回はパワハラ行為者ではなく、上司の「リーダーシップ形態」によってパワハラの発生状況に違いが生まれるかに注目した研究について紹介したい。

 弊社の顧問でもある神奈川県立保健福祉大学大学院の津野香奈美准教授らの研究によると、パワハラを引き起こすリーダーシップ形態の二大巨頭といわれるものが存在する。それは…

筆者:㈱クオレ・シー・キューブ 取締役 稲尾 和泉

この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら

労働新聞電子版へログイン

労働新聞電子版は労働新聞購読者専用のサービスです。

詳しくは労働新聞・安全スタッフ電子版のご案内をご覧ください。

令和4年5月30日第3354号13面 掲載
  • 広告
  • 広告

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。