【今週の注目資料】高校等新卒者のハローワーク求人に係る就職内定状況(厚労省)
2022.06.16
【労働新聞】
製造、建設業で求人増
令和4年3月高校新卒者の3月末時点における就職内定率は99.2%で、前年同期比0.1ポイント上昇した。就職内定者数は同7.9%減の約13万4000人、求職者数は同8.0%減の約13万5000人。求人数は製造業や建設業などで増加し、同0.9%増の約39万人だった。求人倍率は同0.25ポイント上昇し、2.89倍となっている。
高校新卒者の求人倍率は平成23年度から連続して上昇傾向にあったが、昨年度は同0.25ポイント減の2.64倍まで低下していた。今年は2年前と同水準まで上昇している。
産業別にみると、求人数が最も増加しているのは製造業で、同1万741人増。次いで建設業が同2431人増となっている。増減率は順に同9.9%増、3.3%増だった。
求人数が最も減少したのは卸売業・小売業で、同2644人減。
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令和4年6月20日第3357号4面 掲載