【送検事例】路肩の崩壊防止措置を講じず
2022.07.12
【安全スタッフ】
長野・飯田労働基準監督署は、路肩の崩壊、地盤沈下などを防止する措置を講じていなかったとして、建設会社と同社代表取締役を安衛法違反の疑いで長野地検飯田支部に書類送検した。同社の残土置き場で、労働者がドラグ・ショベルを運転して残土の処理作業を行っていたところ路肩から同機械とともに転落。運転していた労働者が死亡する労働災害が発生した。(R4・6・1)
事件の概要
事故は、建設会社の残土置き場で起きた。労働者がドラグ・ショベルを運転して、土木工事現場から搬入された残土の処理作業を行っていたところ、残土置き場の路肩から同機械とともに転落。労働者が死亡する労働災害となったもの。
車両系建設機械を用いて作業を行う場合には、…
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2022年7月15日第2406号 掲載