【今週の注目資料】一般職業紹介状況(平成28年12月分及び平成28年分)(厚生労働省)
2017.02.20
【労働新聞】
上昇続く有効求人倍率
平成28年12月の有効求人倍率は1.43倍で、前月に比べ0.02ポイント上昇した。新規求人倍率も2.18倍と前月を0.07ポイント上回っている。正社員有効求人倍率は、前月から0.02ポイント増加し0.92倍になった。対前年同月比では、0.12ポイント増だった。
新規求人数は36万人、就職件数は6万人で、前年同月に比べ、それぞれ7.8%増加、5.0%減少している。充足率は15.6%だった。
28年全体についてみると、有効求人倍率は1.36倍で、前年1.20倍に比べ0.16ポイントの増加となった。
直近5年間の有効求人倍率は、24年の0.80倍から一貫して増加傾向にあり、26年には1.09倍と1倍を超えた。
月平均でみた月間有効求人数は253万人と前年比6.6%増加した一方で、月間有効求職者数は187万人と同5.8%の減少となった。
月平均の新規求職申込件数は45万人(対前年比6.4%減)、新規求人数は91万人(同5.5%増)で、新規求人倍率は2.04倍(同0.24ポイント増)だった。新規求人倍率は、24年以降増加し続けている。充足率は16.5%(同1.9ポイント増)だった。
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平成29年2月20日 第3101号4面 掲載