【今週の注目資料】平成27年度労働者派遣事業報告書の集計結果(厚生労働省)

2017.05.01 【労働新聞】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

事業所数が増加傾向に

 厚生労働省は、平成27年度の労働者派遣事業報告書の集計結果をまとめた。労働者派遣法では、毎年、厚生労働大臣に運用状況の報告書を提出するよう求めている。

 27年度の事業所数は、7万7956事業所で、前年に比べ4.5%増加した。25、26年度と減少傾向にあったものの、増加に転じ、23年度以降最も多くなっている。

 法改正後の27年9月~28年3月の労働者派遣事業(〈旧〉特定労働者派遣事業を除く)の派遣料金をみると、全業務の平均は1万8220円。業界別にみると、最も高かったのは、「医師、歯科医師、獣医師、薬剤師」の3万5040円で、以下、「法人・団体管理職員」2万8473円、「情報処理・通信技術者」2万6538円、「建築・土木・測量技術者」2万4595円が続く。

 キャリアコンサルティングの実施状況については、希望者の数が15万8082人だったのに対し、実際に行ったのは15万8532人(100.3%)だった。また、キャリアアップに資する教育訓練は、88万2139人が対象者延べ人員で、訓練の方法は、Off JTが54.4%で、計画的なOJTが42.0%となっている。

平成27年度労働者派遣事業報告書の集計結果(厚生労働省)

この連載を見る:
平成29年5月1日 第3111号4面 掲載
  • 広告
  • 広告

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。