【想いはせれば】第184回 見習いたい「女性の底力」
2022.08.10
【安全スタッフ】
▶私が住む集合住宅(マンション)中庭の30区画の菜園では、各種の夏野菜が終わりを迎えようとしています。
今年は梅雨が記録的に短く6月中旬から夏日が続き、畑は構造物の上に造成してあるため水持ちが悪く、野菜への水やりが大変でした。夏野菜にとっては水は命の綱で、2~3日水をやらないと途端にぐったりとして、そのままダメになってしまうことがあります。
▶毎日の早朝と、土曜・日曜の涼しい時刻には、いく人かの畑のオーナーたちが姿を見せます。
約8割は女性です。男性も水やりや草とりなどをしていますが、挨拶もそこそこに自分の畑に急行して、必要な作業を行ったら、外に目もくれずにさっさと引き上げていきます。
一方、女性たちはだれかれとなく話しかけ、他所の畑の生育状態を観察したり評価したり、隣接の畑が乾燥していたら、自分の畑のついでに水をやったり、共用の通路の草取りなどをやっています。そして彼女たちは野菜の育て方はもちろん、食べ方などについても情報交換に花を咲かせています。…
執筆:セフテイレビュー 代表 末松 清志
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2022年8月15日第2408号 掲載