【ぶれい考】戦時下の平和行動に思う/山根木 晴久
2022.08.12
【労働新聞】
今年も連合の平和行動月間を迎えた。連合の平和行動月間とは、6月の沖縄行動(米軍基地の整理縮小と日米地位協定の抜本的見直し)から始まり、8月の広島・長崎行動(核兵器の廃絶と被爆者援護)を経て、9月の根室行動(北方四島返還と日ロ平和条約制定)までの期間をいう。連合結成以来、取り組むことを確認している。
組合員の平和への思いを継承する運動を毎年継続しているが、今年は、例年とは異なる状況下での取組みとなる。ロシアのウクライナ侵攻という誰もの想像を絶した戦争が、今、起きており、長期化の行く末を案じる事態になっている中での行動だからだ。今までは「過去の出来事」を風化させずに次世代へ継承することを意識して進めてきたが、今年は…
筆者:連合 副事務局長 山根木 晴久
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令和4年8月15日第3365号4面 掲載