【送検事例】プレス機のキーを保管せず
2022.08.29
【安全スタッフ】
広島北労働基準監督署は、プレス機械作業主任者にキーの保管を行わせていなかったとして、金属製看板製作などを行う会社と同社マネージャーを安衛法違反容疑で広島地検に書類送検した。労働者がプレス機械で作業中、稼働スイッチに触れ、下降してきた上型と下型に左手を挟まれて手指を切断する災害が起きた。災害発生時、プレス機械のキーが差し込まれていた状態だったという。(R4・7・14)
事件の概要
事故は昨年7月21日、金属製看板製作などを行う会社で起きた。労働者がプレス機械を使って、金属板の加工作業をしていた。次工程に移るために金型交換を行っていたところ、稼働スイッチに触れてしまい、上型が下降。下型との間に左手を挟まれて、左手指を切断した。
災害発生当時、…
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2022年9月1日第2409号 掲載