【人事労務50年の裏表―わが山河は美しかったか―】本邦初の女子シフトクルー/梅本 迪夫
2017.04.24
【労働新聞】
石油化学プラントの運転は、工業高校の化学科・機械科出身者が中心の“男の職域”である。
20年以上も前の話である。千葉工場の人事課長に赴任した当初、求人先である工業高校化学科の科長から要望があった。「化学会社への就職を希望する女子生徒が多い。危険物取扱者乙種の1類から6類まで全部あるいは複数取得した成績優秀な生徒である。元々化学が好きなので、その知識・技能を生かせる職場を切望しているが、企業から声がかからない。不本意ながら…
筆者:梅本人事総合コンサルティング 代表 梅本 迪夫
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平成29年4月24日第3110号7面 掲載