【送検事例】移動式クレーンの作業法定めず
2022.09.12
【安全スタッフ】
長野労働基準監督署は、移動式クレーンの作業方法を定めていなかったとして、建設機械の製造販売を行う会社と同社課長を安衛法違反の疑いで長野地検上田支部に書類送検した。同社の敷地内で労働者が、車両積載型トラッククレーンの荷台に載っていた重機を下ろすため、移動式クレーンでつり上げ、旋回させたところ横転。労働者が下敷きになり、重傷を負う災害が発生した。(R4・8・18)
事件の概要
事故は、建設機械を製造販売する会社の敷地内で今年5月10日に発生。労働者が、移動式クレーンを使って、車両積載型トラッククレーンの荷台に載っていた重機を下ろす作業をしていた。重機をつり上げ、旋回させていたところ、移動式クレーンが横転。労働者は、…
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2022年9月15日第2410号 掲載