【データで見るアンゼンエイセイ】厚生労働省 令和3年「労働安全衛生調査(実態調査)」

2022.09.12 【安全スタッフ】
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「身体機能に応じ就業場所を変更」が最多

 厚生労働省は、「令和3年労働安全衛生調査(実態調査)」をまとめました。同調査は、労働災害防止計画の重点施策を策定するための基礎資料として、周期的にテーマを変えて調査を行っているものです。高齢労働者に対する労働災害防止対策の状況をみると、60歳以上の高年齢労働者が従事している事業所の割合は75.6%で、このうち対策に取り組んでいる事業所の割合は78.0%となっています。取組内容(複数回答)別にみると、「本人の身体機能、体力等に応じ、従事する業務、就業場所を変更」が41.4%、「作業前に体調不良等の異常がないかを確認」が36.1%でした。常用労働者を10人以上雇用する民営事業所から無作為に抽出した1万4669事業所が対象で、有効回答数は7831、有効回答率は53.4%です。…

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2022年9月15日第2410号 掲載
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