【送検事例】作業内容変更時に安全教育怠る
2022.09.27
【安全スタッフ】
三重・四日市労働基準監督署は、建築工事・鉄構造物加工などを行う会社と同社代表取締役を、作業内容変更時に労働者への安全衛生教育を怠ったとして安衛法違反の疑いで津地検四日市支部に書類送検した。労働者にドリルマシンを用いて、H型鋼の加工と同時に出る切り粉を払う作業を行わせたところ、H型鋼とローラーの間に右足を挟まれ切断となる災害が起きている。(R4・7・21)
事件の概要
事故は建築工事、鉄構造物加工を行う会社の工場で今年4月4日に発生。労働者がドリルマシンを使ってH型鋼の加工と同時に出る切り粉を払う作業を行っていたところ、H型鋼とH型鋼を運搬するためのローラーの間に右足を挟まれ切断する災害が起きた。
安衛法では、…
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2022年10月1日第2411号 掲載